子どもに英語を好きになってほしいけど、自分は英語が苦手だし・・・。
子どもが英語を話せるようになったという記事を読むけど、「親はTOEIC900点!」とか英語が得意な人ばかり・・・。
そんなふうに悩んでいる親御さんもいるのではないでしょうか?
2020年4月から小学校で英語が必修化!
多くの家庭で早期英語教育への関心が高まっているなか、親が英語が苦手だからと英語教育を疎かにして、子どもに苦労させたくないですよね。
我が家は、私も夫も英語は苦手。
新婚旅行で行ったハワイでハンバーガー1つ頼むのにも四苦八苦した経験があります(–;)
しかし、長女が0歳のときから自宅で英語教育を始め、現在4歳の長女は、
●自己紹介や簡単な日常会話などを英語で受け答えすること
ができ、「英語って楽しい!」と言ってくれています。
この記事では、
娘が英語を好きになり話し出すまでに、英語が苦手な親でもできた6つの取り組みについて紹介していきたいと思います。
・自分は英語が苦手だけど、子どもに英語を好きになってほしい!
・将来子どもが本当に英語を必要としたとき、苦労せず英語でコミュニケーションがとれるように英語の基礎を身につけさせたい!
私たちの経験が少しでも参考になれば嬉しいです!
4歳娘の現在の英語力
0歳から自宅で英語教育を受けてきた長女ですが、現在は4歳3ヵ月です。
日本語は割と流暢に話しています。
英語は以下のように、自分が英語で話せるものと、英語を聞いて理解はできるけれど話せないものがあります。
色・形・数字・動物・食べ物・感情・天気などの単語
red blue,circle square,one two,cat sheep,bread cheese,happy angry,sunny rainy etc.
自己紹介
what is your name? My name is 〇〇. I am 〇〇.
How old are you? I am 4 years old.
etc.
簡単な日常会話
Good morning. Hello. What’s this? It’s ○○.
I like ○○. I don’t like ○○.
Do you like ○○ ? Yes I do. No I don’t.
(Which one ~で聞かれて) This one.
Here you are. Thank you.
What does the ○○ say? The ○○ says ~.
etc.
What ○○ do you like?
How many ~?
Who is he/she ?
Which one ~?
etc.
子どもの吸収力は目覚ましく、日々新しい言葉を覚えていっています。
親も学ぶ意欲と努力が必要
ご紹介する6つのことに取り組むための大前提として、
「親も子どもと一緒に学ぶ意欲と努力」が必要です。
英語は楽しいものなのだと子どもに思ってもらうには、親が英語を楽しんでいる姿を見せることが一番です。
親が「ほら、英語楽しいよ!」「まねしてごらん!話してみて!」とニコニコするだけでは、子どもは英語を楽しいとは感じにくいのではないかと思います。
少なくとも長女はそうでした(笑)。
私と夫で、苦手ながらもできる限り英語を使い、英語を楽しむ姿勢を示したところ、長女は自分も参加したがり、「英語楽しい!」というようになりました。
親自身が英語に興味を持って、積極的に英語に触れようとする姿を見せることが何よりも大切だと思います。
>>子どもの英語嫌いは親のせい?子どもに英語を好きになって欲しいなら親がやってはいけないこと5選!
子どもを英語好きにするために取り組んだ6つのこと
我が家では、以下の6つのことに取り組みました。
お子さんの性格や環境に合わせて、生活のなかに取り入れてみてはいかがでしょうか。
② 英語の動画を見せる
③ 日常的に英語で語りかける
④ 遊びに英語を取り入れる
⑤ 英語絵本の読み聞かせをする
⑥ オンライン英会話を受講する
ひとつずつご紹介していきたいと思います。
英語のCDを聞かせる
・毎日聞いていると親もフレーズを覚えられるので、子どもの前で楽しそうに歌ったりマネしたりして見せる。(子どもには強要せず様子を見ます。)
・子どもが少しでも口ずさんだり、マネしたりすることがあれば、すかさず褒める。
長女が生まれてから、私が育休中(長女が生後5ヵ月の頃~1歳5ヵ月)は家の中で、長女が保育所に入所してからは送り迎えの車の中で、英語の歌や日常会話の音声などが収録させたCDを毎日かけて聞かせています。
毎日CDを聞かせるのは毎日英語が聞こえてくることが当たり前にするためなので、英語の歌や音声であればどんなCDでも大丈夫です。
ただし、子ども向けのものを使用するようにしています。
日本語でもそうですが、子ども向けの音楽の方が子どもが聞きやすく親しみやすいからです。
子ども向けのものだと英語が苦手な大人が聞いてもマネできるフレーズが沢山出てくるので、子どもと一緒に歌ったりマネしたりして、一緒に楽しんで学ぶことができます。
英語の歌を何度も聞いていると、最初は意味がわからなくても自然とフレーズを覚えたり、家族で一緒に歌えるので楽しいですよ(^^)
英語の動画を見せる
・「面白いね!」などと共感の声掛けをし、親も英語の動画に興味関心があり、楽しいと感じていることを示す。
英語のアニメや音楽の動画を毎日30分程度見せています。
こちらも子ども向けのものです。
日本語も英語も関係なく、我が家では長女が1歳5ヵ月になった頃から動画視聴を解禁しました。
親が夕飯を準備する間や、仕上げ歯磨きのときなどに時間を決めて見せると、習慣化していい感じです。
以下の記事で紹介しているYou Tube動画に、毎日大変お世話になっています^^
>>4歳の娘が英語をぐんぐん吸収したオススメYou Tube動画3選!(現在準備中)
動画を見せる際に気を付けるポイントなども記載しています。
子どもに動画を見せることに関しては、それぞれのご家庭でルールがあるかと思いますので、その範囲内で英語を身近に感じさせるきっかけの一つとして動画を活用してはいかがでしょうか。
日常的に英語で語りかける
・子どもがマネできたり返答できた場合、めちゃくちゃ褒める。
日々の生活の中で、親が積極的に英語で話しかけています。
英語が苦手って言ってるじゃん!と思うかもしれませんが、そんなに難しい英語を使うわけではありません。
子どもに、
お父さんや、お母さんも英語を使うんだ!
と認識してもらい、子どもが自然に英語をアウトプットできるように、本当に簡単なフレーズでもいいので、できるだけ毎日話しかけます。
私達は簡単なフレーズでさえ自信がなかったので、
以下の記事でご紹介している、日常英会話フレーズが学べる書籍を使って、日々の会話の中で英語を取り入れるように努めています。
>>子育て日常英会話が学べるオススメの書籍2選(現在準備中)
CDも付いていて、英語が苦手な私達夫婦でもとても使いやすいです^^
日常会話については、後述する週1回のオンライン英会話にて子どもと学んだ内容を、復習を兼ねて話すこともあります。
語りかけはできるだけ子どもが小さなうちから、毎日繰り返し、継続して行うことが大切!
私達の場合、語りかけの重要さになんと長女が3歳になる頃まで気づけず、かなりもったいない時間を過ごしてしましました(><)
3歳以降、夫婦でできる限りの英語を毎日話しかけるようにしたところ、以前よりも長女の「自分も英語を話したい!」という意欲が増したように感じています。
例えば「Appleが欲しいな。」などとは言わず、英語なら文の最初から最後まで「I want an Apple.」と英語で話します。
子どもが英語を話したくなる声かけ方法などは、下の記事を参考にしてみてください!
>>英語が苦手な親でも大丈夫!子どもが英語を話したくなる声かけのコツ
遊びに英語を取り入れる
英語でなくても、子どもは遊びのなかからたくさんのことを吸収して成長していきますよね。
子どもが今気に入っている遊びの中で、親が自然に英語を取り入れていけるととても効果的です。
長女が英語を覚えるのに特に効果的だったと感じる遊びを、年齢別にまとめてみました!
>>日々の英語遊びを年齢別(0歳~4歳)にご紹介(現在準備中)
遊んでいるときに英語で何というかわからない単語が出てきたら、子どもと一緒に調べて発音練習してみてもいいかもしれません(ただし、発音できなくても指摘しない!)。
とにかく、英語=楽しいという認識をもってもらえるように、子どもが好きなことのなかにさりげなく英語を混ぜるように心がけています。
英語絵本の読み聞かせをする
・親が読めない場合は、読み聞かせCDが付いているものを選ぶ。
・子どもが楽しめないようなら無理をしない。
音楽やアニメと同様、絵本は子どもが興味を持ち、楽しめるコンテンツです。
私は長女が絵本を読みたがったときには、日本語の絵本と一緒に英語の絵本も読むようにしています。
絵本を収納する場所も、あえて日本語の絵本と分けたりせず、
いつも読み聞かせる絵本の中にさも当たり前のように英語の絵本を置いています。
区別することで、子どもが英語に対して変に構えてしまったりしないようにするためです。
読み聞かせする際、親が英語の文章を読む自信がない場合には、読み聞かせCDが付いているものを使うと良いでしょう。
私は何度か長女とCDを聞きながら絵本を見て、読み方を覚えられたら自分で長女に読んであげるということも多いです。
小さい子向けに作られているものなら、簡単なフレーズが多く、英語が苦手でもそれほど苦にはなりませんよ。
たまに私が発音できないものは「お母さん上手く言えないな、○○ちゃんは言える?」などと声をかけて、英語特有の発音を一緒に練習してみたりします。
ここで上手く言えなくても楽しめればそれで良いのです^^
長女は絵本が大好きなので、英語の絵本も楽しんでくれましたが、
絵本があまり好きではないというお子さんの場合は、無理せず本人の好きなものに英語を関連付けらるようにした方が良いでしょう。
オンライン英会話を受講する
・レッスン内容を予習・復習できるよう、親が日常の会話や遊びの中で声掛けをする。
長女が生の英語に触れ、アウトプットに取り組めるよう、3歳7ヵ月頃から週1回“QQキッズ”というオンライン英会話を始めました。
オンライン英会話を受講させて感じるのは、レッスン前後の予習・復習が大切だということ。
例えば、レッスンで習う予定または既に習った“単語・フレーズ・歌”などを日常の会話や遊びの中に取り入れると、長女も理解が深まりレッスン時に「これ知ってる!」と嬉しそうな様子です。
3歳娘に受講させて感じたオンライン英会話のメリット・デメリットについての記事もあるので参考にしてみてください。
娘にとってオンライン英会話は、親以外とも英語で話せるのだという自信をつける良いきっかけになったと思います。
受講してからは、受け身ではなく自分から英語を発することが増えました。
お子さんによって向き不向きがあると思います。
無料体験ができるところが多いので、一度体験してみることをオススメします!
>>子ども向け低価格オンライン英会話比較!我が家がQQキッズを選んだ理由(現在準備中)
まとめ:親が英語が苦手でも子どもは英語が好きになる!
親が英語が苦手でも、子どもは英語を好きになってくれます!
ただし、そこには少なからず親のやる気と努力が必要です。
英語を積極的に日常生活に取り入れ、子どもと一緒になって音楽や動画、絵本などを用い英語を楽しむ!
無理強いせず、間違いをなるべく指摘しない。
できるかどうかより楽しいかどうか!
英語が苦手な私たち夫婦でもできた6つの方法に取り組めば、あなたのお子さんもきっと英語が好きになってくれるでしょう。
そして、ある日突然お子さんの口から英語が溢れてくるかもしれませんよ^^
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