子どもに英語を学ばせたい!
と英語の教材を用意して環境を整えたにもかかわらず、
子どもに「英語嫌い!」と拒否されてしまいどうしたら良いか悩んでいる、なんて方もいるのではないでしょうか?
それってもしかすると、親が無意識にとっている行動のせいかもしれません。
この記事では、
子どもに英語を好きになってほしい親が、子どもと英語学習をする際にしてはいけない5つのことをご紹介したいと思います。
「英語は嫌!日本語がいいの!」と言って頑なに英語学習を拒んでいた3歳の娘が、「英語大好き!」になって初めて気づいた、私達夫婦の反省点でもあります。
同じような状況で困っている親御さん達の参考になれば嬉しいです^^
親の心構え
子どもと英語を学ぶ上で、以下のような気持ちを大切にしています。
その1、英語は授業科目ではなく日常のコミュニケーションツールと考える
その2、英語を楽しむ
その3、子どもに期待しすぎない
英語が苦手な親ほど、子どもには英語の授業で苦労させたくない!という思いが強いかもしれません。
以前私の持っていた英語のイメージというと、
・ 英語は勉強して習得するもの
そんなふうに考えがちでした。
でも、娘に英語を好きになって欲しいと試行錯誤していくうちに、英語は言語であり日々使ってなんぼ!楽しくないと身につかない!という考えに変わっていきました。
また、親の期待値が高すぎると、子どもはそれをプレッシャーに感じて楽しめなくなってしまうため、できなくて当然!できたらすご~い!くらいの気持ちで接するようにしています。
子どもが日常から楽しく英語に親しめるように、次章の言動に気をつけると良いでしょう。
親がやってはいけないこと5つ
子どもの気持ちを否定する
子どもと接する際には、共感が大切!というのはよく聞く話ですよね。
もしお子さんが「英語なんて楽しくない!嫌い!」と言ったとしたら、皆さんは何と返すでしょうか。
「そんなことないよ、楽しいよ?」とつい言ってしまいそうになるのですが、そうすると子どもは自分の気持ちを否定されたと感じ、より頑なに「嫌いだもん!」となってしまうかもしれません。
娘が英語を嫌がったときも、私が「楽しいよ?」と言ったら「じゃあ、お母さんだけやったら?」と全く乗り気になってくれませんでした^^;
そこで、「そっか、楽しくないか~。お母さんは結構面白いと思うな~。」とか「嫌いなのか~。」とさらっと流してその場は話を変え、機嫌が良いときに英語に触れるなど、
娘の気持ちを受け止めたうえで、私自身が英語を楽しそうに話したり歌ったりする様子を見せるようにし始めてからは、自然と英語が嫌いとは言わなくなりました。
>>英語が苦手な親でも大丈夫!子どもが英語を話したくなる声かけのコツ
他人と比べる
大人だって自分が出来ないことを他人と比べられたら、なんだか嫌な気持ちになりますよね。
子どものイメージを膨らませるために、同年齢くらいの子が英語を話している動画を見せるなどするのは良いかと思いますが、
その際に、「この子凄いね!ほら、〇〇ちゃんも言ってみな?」などと、能力の比較になってしまうような流れにしないよう注意が必要です。
子どもの間違いを指摘する
親が積極的に子どもとの会話の中で英語を使うようにすれば、自然と子どもも使うようになるでしょう。
そこで、発音や文法が間違っていてもなるべく指摘しないようにします。
日本語を話し出した赤ちゃんに、「発音が違うよ!使い方が間違ってるよ!」なんていちいち指摘しないですよね?
英語も一緒です!
せっかく楽しく英語を話してみたのに、その度に「そうじゃないよ。」と言われたらやる気を失ってしまいます。
娘も文法や発音などがめちゃくちゃでしたが、指摘せずとも自然と間違わなくなってきました。
発音においても、私や夫はカタコトですが、娘は英語の歌や動画などから正しいものを繰り返したくさん聞いているおかげか、私達ができない正しい発音をすることが多いように感じています。
>>英語が苦手なママでも言える!毎日使える簡単子育て英語フレーズ(現在準備中)
子どもにだけやらせる
「私一人でやるからお母さん(お父さん)はあっち行ってて!」
なんて言っているようなら、もちろん無理に一緒にいる必要はないかもしれません。
でも、大抵のお子さんなら、親御さんと一緒に何かに取り組むことが大好きです。
英語を学ぶこと=お母さんやお父さんも楽しい
と認識すれば、「自分もする!」という意欲も湧きやすいはず。
子どもだけに学習させるという考えは捨てて、
自分たち親が英語を楽しく学習し、そこに子どもを巻き込むという考え方に切り替えましょう。
私達夫婦がお互いに英語で会話しようと本を見ながら頑張っていると、娘もその本を見たがり、マネをして話したがりました。
家族皆で英語に取り組んでいるという空気感を作っていけると良いですね^^
たくさん質問する
子どもが英語を理解し始めたことが嬉しくて、ついどこまでわかっているのか確かめたくなってしまう気持ちから、たくさん質問したくなるかもしれません。
「これは英語で何だっけ?」
「こういうとき英語で何ていうんだっけ?」
たまに聞くくらいなら大丈夫だと思いますが、
毎度毎度聞かれたら、子どもはうざったく感じて「もう答えなくない!英語なんてやりたくない!」となってしまうかもしれないので控えましょう。
英語はあくまでコミュニケーションのツールであり、頑張って暗記するものではありません。
まとめ
私達夫婦の反省をふまえた、「親がやってはいけないこと5つ」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
お子さんの年齢や性格によって、上手くいくいかないがあるとは思いますが、少しでも参考になれば幸いです^^
>>遊びの中で楽しく英語を身につけてほしい!0歳~5歳とできる英語遊び! (現在準備中)
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